軸率(読み)じくりつ

精選版 日本国語大辞典 「軸率」の意味・読み・例文・類語

じく‐りつ ヂク‥【軸率】

〘名〙 結晶をあらわす基本的な定数ひとつ。互いに交わる結晶軸交点から結晶の面までの距離の比。軸比。〔鉱物字彙(1890)〕

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デジタル大辞泉 「軸率」の意味・読み・例文・類語

じく‐りつ〔ヂク‐〕【軸率】

結晶軸の長さの比。

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百科事典マイペディア 「軸率」の意味・わかりやすい解説

軸率【じくりつ】

結晶系

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世界大百科事典(旧版)内の軸率の言及

【結晶】より

…aで3軸と基準面とを定めたことは,bで3軸の方向とOA0OB0OC0の比の値を決めたことに相当する。この比を結晶軸a,b,cのそれぞれの方向の長さの単位の比と考え,それを軸率とよぶ。またbのように軸間の角をα,β,γと名づけて,それらを軸角という。…

※「軸率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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