転頭・顛頭(読み)てんとう

精選版 日本国語大辞典 「転頭・顛頭」の意味・読み・例文・類語

てん‐とう【転頭・顛頭】

〘名〙
① 頭をまわすこと。頭をめぐらすこと。首をひねること。また、頭を働かせること。思惟すること。
※杏陰集(1642頃か)三・除夜有所思「功名半世転頭空、老懶愧非呉下蒙」 〔韓偓‐復偶見詩〕
② 頭を逆にすること。頭を下にすること。
明月記‐寛喜元年(1229)一〇月一六日「法印公暁〉険路顛倒、依転頭出血之由嘲弄云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android