転旋(読み)てんせん

普及版 字通 「転旋」の読み・字形・画数・意味

【転旋】てんせん

めぐる。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の転旋の言及

【転調】より

…調の種類は主として主音(中心音)によって決定されるから,転調とは〈曲の経過中における主音の移動〉と定義することもできる。なお,同主調(たとえばハ長調とハ短調)間の変化のように主音の移動を伴わない場合も転調と呼ばれることが多いが,厳密にいえばこれは旋法(長旋法と短旋法)の変化にすぎず,むしろ転旋と呼ぶのが適切であろう。 転調によって生じる新しい調の範囲は,18世紀末までは主調と関係の深い近親調が主体であったが(近親転調),19世紀には表現要求の多様化に伴って,主調から遠く離れた調も自由に用いられるようになった(遠隔転調)。…

※「転旋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」