普及版 字通 「軛(漢字)」の読み・字形・画数・意味
12画
(異体字)軛
11画
[字訓] くびき
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は(やく)。はまた厄に作り、厄はくびきの形。〔説文〕十四上にを正体の字とし「轅(ながえ)のなり」という。馬の首に扼して(か)ける弓形の器。金文に「金厄」を車馬とともに賜う例が多い。
[訓義]
1. くびき。
2. 字はまた厄・軛に作る。
[語系]
(軛)・厄・阨()・扼・隘・ekは同声。厄はくびき、(益)は糸を縊(くく)る形。要所を扼することをいう語である。
[熟語]
脚▶・衡▶
[下接語]
金・懸・衡・車・推・奉・両
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報