軌道パッド(読み)きどうぱっど

世界大百科事典(旧版)内の軌道パッドの言及

【鉄道】より

… レールとまくら木の締結には,木まくら木の場合,一般に犬釘(頭部の形状からこの名がある)やねじ釘が用いられ,またレールがまくら木に食い込むのを防ぐためレールとまくら木の間にタイプレートと呼ばれる鉄板が挿入されている。PCまくら木の場合は木まくら木に比べて弾性が低いため,木またはゴムを主成分とした軌道パッドをレールとまくら木の間に挿入するとともに,レール押えばねとボルトで締結している。
[道床]
 道床はまくら木と路盤との間およびまくら木の周囲にある部分で,まくら木を緊密にむらなく支持するとともに車輪からレールやまくら木を経て伝わってくる荷重を広く分散して路盤に伝える役割をもっている。…

※「軌道パッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」