身外(読み)しんがい

精選版 日本国語大辞典 「身外」の意味・読み・例文・類語

しん‐がい ‥グヮイ【身外】

〘名〙 からだの外。わが身の外。一身の外。
※中華若木詩抄(1520頃)中「身外のことを案じつづくれは身をそばへ」 〔管子‐問〕

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デジタル大辞泉 「身外」の意味・読み・例文・類語

しん‐がい〔‐グワイ〕【身外】

からだのほか。一身のほか。
「―百物を失うとも、一己品行を守り全うせよ」〈中村訳・西国立志編

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普及版 字通 「身外」の読み・字形・画数・意味

【身外】しんがい(ぐわい)

自分の身以外。〔歴代名画記、唐上〕李林甫も亦た丹を善くす。高(太子事(せんじ)(適)の林甫に與ふるの詩に曰く、興中、唯だ白雲のみ 身外はち丹と。余嘗(かつ)て其の畫迹(ぐわせき)を見るに、甚だ佳(よ)し。

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