精選版 日本国語大辞典 「身を知る雨」の意味・読み・例文・類語
み【身】 を 知(し)る=雨(あめ)[=袖(そで)の村雨(むらさめ)]
(「伊勢物語‐一〇七」の「数々に思ひ思はず問ひがたみ身をしる雨は降りぞまされる」による) わが身の上の幸、不幸を思い知らせて降る雨。わが身のさまを知る雨。多く涙にかけていう。
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