身を焦がす(読み)みをこがす

精選版 日本国語大辞典 「身を焦がす」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 焦(こ)がす

思慕の情に堪え切れずもだえ苦しむ。恋い焦がれる。身を焼く。
古今六帖(976‐987頃)六「あぢきなや伊吹の山のさしもぐさおのが思ひに身をこかしつつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「身を焦がす」の意味・読み・例文・類語

が・す

激しく募る恋慕の情に、もだえ苦しむ。「かなわぬ恋に―・す」
[類語]狂わしい狂おしい物狂おしい悩ましい熱狂的悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩む思い焦がれるめろめろぞっこん首ったけのめり込む入れ込む夢中血道を上げる骨抜きいかれる溺れるふける凝る耽溺たんでき惑溺執心頓着執着固執偏執我執とらわれる深入りはまるはまり込む入れあげる病み付きとりこ心酔心ここにあらず心を奪う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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