身を入れる(読み)みをいれる

精選版 日本国語大辞典 「身を入れる」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 入(い)れる

① 身を投げる。投身する。
説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)九「かいじゃうへ、みをいれたやら、もつらがうらのあき人が、ふねにものせてゆきたやら」
物事を、心をこめてする。一所懸命にする。専心する。親身になる。
※狂歌・狂歌活玉集(1740)下「身をいれて契るかひなきことの葉や君が心は我をあきまめ」

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デジタル大辞泉 「身を入れる」の意味・読み・例文・類語

・れる

一生懸命にする。「―・れて受験勉強をする」
[類語]本気熱心一心不乱一心一生懸命本腰真剣身が入るシリアスひたすらいちずひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一念一路一散一目散一直線一本槍一点張り一辺倒一意専心営営せっせ遮二無二無二無三がむしゃら脇目も振らずまっしぐらしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中直線的専心専念没入没頭没我傾注傾倒猪突猛進ストレート我を忘れるこんを詰める身を砕く心血を注ぐ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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