身をなす(読み)みをなす

精選版 日本国語大辞典 「身をなす」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を なす

① 身じたくをきちんとする。身ごしらえする。
浮世草子・本朝桜陰比事(1689)一「ひとつある小袖に身をなし」
② 身を打ち込む。熱中する。夢中になる。身を入れる。
※浮世草子・日本永代蔵(1688)五「商売に身をなし」
③ その道にはいる。
※浮世草子・好色一代女(1686)一「我としの若かりし時是に身をなすにはあらずして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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