精選版 日本国語大辞典 「蹴外」の意味・読み・例文・類語
け‐はず・す ‥はづす【蹴外】
〘他サ四〙
① 蹴ろうとして失敗する。蹴りそこなう。
※宇治拾遺(1221頃)二「背をたはめて、ちがひければ、蹴はづして、足のたかくあがりて」
② 物を蹴ってとりのぞく。
※碧巖雷択抄(1533)七「正眼とは正直に物を見るを云也。順と取りつけば逆とけはづし、逆と取りつむれば順と奪たこと、是達磨宗の一振太刀也」
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