跪坐(読み)きざ

世界大百科事典(旧版)内の跪坐の言及

【ひざ(膝)】より

…胡坐と片立膝は中世の絵巻に多数描かれ,当時はむしろこれらが一般的だったといえる。そのほか箕踞(ききよ),割坐,楽坐,結跏趺坐(けつかふざ),半跏趺坐(はんかふざ),蹲踞(そんきよ),跪坐(きざ)などがある。跪坐には膝と足指の先を床面に着けて尻は踵に乗るものと,膝から上が垂直に立つものとあり,後者の姿勢のままで歩くのが〈膝行〉で,身分の低い者が高い人の前に出たり退いたりする際の作法だった。…

※「跪坐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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