跡式(読み)アトシキ

デジタル大辞泉 「跡式」の意味・読み・例文・類語

あと‐しき【跡式/跡職】

《鎌倉時代以後の語。「後職あとしき」の意から》先代家督・財産を相続すること。また、その家督・財産。跡目
[類語]跡目家督

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の跡式の言及

【跡目】より

…中世においては,遺産のことを跡職(跡式)(あとしき)と称したが,近世には跡目という語も用いられた。相続の対象となる遺産だけでなく,その相続者をも跡目と呼ぶこともある(たとえば,〈跡目が絶える〉〈跡目を立てる〉など)。…

※「跡式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android