足馴(読み)あしならし

精選版 日本国語大辞典 「足馴」の意味・読み・例文・類語

あし‐ならし【足馴】

〘名〙
① 本格的な遠出運動などをする前に、あらかじめ歩いたり駆け足したりして足の調子をととのえておくこと。あしがため。
※小津桂窓宛馬琴書簡‐天保六年(1835)五月一六日「足ならしの為、近所池之端弁天開帳抔に、隔日或は三日に壱度参詣いたし」
② 新しい物事を開始する前の準備行動。

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