精選版 日本国語大辞典 「足力」の意味・読み・例文・類語
そく‐りょく【足力】
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…杉山流には盲人が多かったが,のちに創始された吉田流は目明きが多かった。《守貞漫稿》には,流しのあんまは三都とも小笛を吹いて歩く,京坂では夜間だけ,江戸では昼夜ともに回る,江戸ではふつう上下をもんで48文,店を開いて客を待つ足力(そくりき)は上下で100文,ただし,この足力あんまは京坂にはいないとしている。近代になって西洋医学によるマッサージが導入され,あんまとの手技の限界はつけにくくなり,一方,法的にも規制され,骨折,脱臼などの治療は禁止された。…
※「足力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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