足を延ばす(読み)アシヲノバス

デジタル大辞泉 「足を延ばす」の意味・読み・例文・類語

あしば・す

いま来ている所より、さらに遠くまで行く。「出張のついでに郷里へ―・す」
楽な姿勢になってくつろぐ。「座敷で―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足を延ばす」の意味・読み・例文・類語

あし【足】 を=延(の)ばす[=延(の)べる]

① 緊張した気分を落ち着かせる。くつろいだ姿勢になる。
浮世草子日本永代蔵(1688)二「いよいよ気をそむきて脇差(わきざし)に手は掛けしが、ここが思案とおさめて、〈略〉足(アシ)を延(ノバ)し胸をさすりて」
② さらに遠くまで行く。
※浮世草子・男色大鑑(1687)六「洛外まで足(アシ)をのべ小家をさがす塩売の男」

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