足を取られる(読み)あしをとられる

精選版 日本国語大辞典 「足を取られる」の意味・読み・例文・類語

あし【足】 を 取(と)られる

① 金が不足して動けなくなる。
酒量が過ぎて酔いがまわって歩けなくなる。
交通機関故障などで、それを利用できず、立往生する。
④ 足の自由を奪われる。障害物などにじゃまされて、歩行がみだれる。順調な進行がさまたげられる。
※子をつれて(1918)〈葛西善蔵〉「泥沼に脚を取られたやうに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「足を取られる」の意味・読み・例文・類語

あしら◦れる

道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに―◦れる」
交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため―◦れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android