越道村(読み)こえどうむら

日本歴史地名大系 「越道村」の解説

越道村
こえどうむら

[現在地名]信州新町越道

東は山上条やまかみじよう村、西は山穂苅やまほかり村、北は竹生たけぶ村・小根山おねやま山頂をもって境し、南は山穂苅村と太田川で境す。東西二里一一町、南北一八町。村名の初見は慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)に「三百七拾壱石四斗七合 越道村」とある。元和四年(一六一八)幕府代官井上新左衛門から松代領主酒井忠勝に渡した信州川中島御知行目録(真田文書)には村高四二二石六斗とあって、天保五年(一八三四)の信濃国郷帳には六三〇石六斗一合とあるように開発が進められていった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android