越前国之図(読み)えちぜんのくにのず

日本歴史地名大系 「越前国之図」の解説

越前国之図(越前国絵図)
えちぜんのくにのず

三九八×四〇八センチ

原本 福井県立図書館松平文庫

成立 貞享二年

解説 幕府の命で作成された絵図であるが、貞享二年は越前国のみが作成された。「国事叢記」に「越前絵図被仰出、(中略)他国江者不仰付」とある。正保二年図が一二郡図であるのに対し本図は八郡図。

越前国之図(越前国絵図)
えちぜんのくにのず

四七九×四二二センチ

原本 福井県立図書館松平文庫

成立 元禄一四年

解説 幕命によって作成された絵図。作成に当たり隣国各藩と国境を吟味しており、越前・近江国境之図、越前・美濃国境之図、越前・飛騨国境之図、越前・加賀国境之図、越前・若狭国境之図の各図が作られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android