超越論(読み)ちょうえつろん

精選版 日本国語大辞典 「超越論」の意味・読み・例文・類語

ちょうえつ‐ろん テウヱツ‥【超越論】

〘名〙 哲学で、認識を成立させるために、主観の側の、経験から独立した先天的諸条件を明らかにし、それらの先天的条件を根拠として一切の現象を説明しようとする観念論的認識論
風土(1935)〈和辻哲郎〉五「彼を超越論哲学から引き離して直接の直観へ導いたのは」

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