超克(読み)ちょうこく

精選版 日本国語大辞典 「超克」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐こく テウ‥【超克】

〘名〙 困難をのりこえ、それにうちかつこと。のりきること。
ネオヒューマニズム問題文学(1933)〈三木清〉一「私は不安の思想とその超克について論じ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「超克」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐こく〔テウ‐〕【超克】

[名](スル)困難や苦しみにうちかち、それを乗りこえること。「欲望超克する」
[類語]克服克己

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android