起起(読み)おきおき

精選版 日本国語大辞典 「起起」の意味・読み・例文・類語

おき‐おき【起起】

〘名〙
① 起きたばかりであること。また、その時。起きたて。起きぬけ。
※俳諧・猿蓑(1691)二「起出て物にまぎれぬ朝の間の 起々の心うごかすかきつばた〈仙化〉」
② 起きることをいう幼児語
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「朝(あった)起々したら、お目覚(めざ)にお薩をやらうヨ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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