起拝(読み)きはい

精選版 日本国語大辞典 「起拝」の意味・読み・例文・類語

き‐はい【起拝】

〘名〙 宮廷などで神や天皇、または貴人に対して行なう坐礼の作法一つ。右膝から立ち、左足から進め両足を踏み整えて、姿勢を正し、笏(しゃく)を正し笏頭を目の前にあげ、左膝を伏せ、ついで右膝を伏せて拝礼すること。〔漢書‐侫幸伝・薫賢〕

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デジタル大辞泉 「起拝」の意味・読み・例文・類語

き‐はい【起拝】

神や天皇、または貴人に対して行う座礼の作法の一。右膝から立ち、左足から進め、両足を踏み整えて姿勢を正し、しゃくを正し笏頭を目の前にあげ、左膝を伏せ、次いで右膝を伏せて拝礼する。

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