赦宥(読み)しゃゆう

精選版 日本国語大辞典 「赦宥」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ゆう ‥イウ【赦宥】

〘名〙 (「赦」は刑罰を免除すること。「宥」は手心を加えて刑を軽くすること) 罪や過失をゆるして罪を問わないこと。赦免
本朝世紀‐天慶八年(945)一二月七日「今日依天文変異、有赦宥詔書」 〔春秋左伝‐襄公一一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「赦宥」の読み・字形・画数・意味

【赦宥】しやゆう(いう)

罪をゆるす。漢・〔陳太丘(寔(しよく))の碑文〕會(たまたま)黨(錮)の事に(あ)ひ、禁錮せらるること二十年、天を樂しみ命を知り、澹然として自らす。~書もて赦宥せらるるにび、時に年已に七十。丘山に隱れ、懸車老す。

字通「赦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android