赤酢(読み)あかず

精選版 日本国語大辞典 「赤酢」の意味・読み・例文・類語

あか‐ず【赤酢】

〘名〙 梅酢一種。梅の実に赤紫蘇を加えて塩漬けにしたときにできる赤い汁。⇔白酢(しろず)

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デジタル大辞泉 「赤酢」の意味・読み・例文・類語

あか‐ず【赤酢】

よく熟成した酒かす原料として作った色の濃い酢。主にすしに用いられる。
赤梅酢あかうめずのこと。→梅酢

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世界大百科事典(旧版)内の赤酢の言及

【酢】より

… 酢は,調味に使う場合はほとんど二杯酢,三杯酢,カラシ酢,ゴマ酢その他の合せ酢として用いられる。酢の物やあえ物には米酢がよく,すしには東京では赤酢とも呼ばれるかす酢,関西では精製された米酢を多く用いる。なべ料理などに用いられるぽん酢は,オランダ語のポンスponsの当て字で,ダイダイ,スダチなどの果汁に酢を加えて味をととのえる。…

※「赤酢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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