赤毛(読み)あかげ

精選版 日本国語大辞典 「赤毛」の意味・読み・例文・類語

あか‐げ【赤毛】

〘名〙
赤みを帯びている髪の毛。〔和英語林集成再版)(1872)〕
② 馬や犬の毛色の名。褐色を帯びた赤い毛。
富家語(1151‐61)「赤毛と物に書くは栗毛也」
札幌(1908)〈石川啄木〉「赤毛の犬を伴(つ)れた男が行く」
③ 稲の一品種。北海道で栽培される晩稲(おくて)

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デジタル大辞泉 「赤毛」の意味・読み・例文・類語

あか‐げ【赤毛】

赤みがかった髪の毛。
動物の毛色の名。赤みがかった茶色
[類語]金髪ブロンド

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デジタル大辞泉プラス 「赤毛」の解説

赤毛

1969年公開の日本映画監督脚本岡本喜八、脚本:広沢栄、撮影:斎藤孝雄。出演三船敏郎、寺田農、高橋悦史岩下志麻、岡田可愛、吉村実子、望月優子ほか。幕末舞台とするヒューマンドラマ。

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世界大百科事典(旧版)内の赤毛の言及

【髪】より

…髪の詩人ボードレールは金髪偏愛ではなかったが,モーパッサンの《髪の毛》は金髪の束を手に幻想と陶酔にふけった色情狂患者の話であり,ハイネのローレライ(《ローレライ》),フケーのウンディーネ(《水妖記》)も金髪である。 金髪と反対に,赤毛の髪の人は信を置けないとして嫌われた。イスカリオテのユダが赤毛だったという伝説とも関連している(シェークスピア《お気に召すまま》)。…

※「赤毛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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