赤旗(旗)（読み）あかはた

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赤旗(旗)【あかはた】

源家の白旗に対する平家の赤旗は，朝倉景衡(かげひら)の《愚得(ぐとく)随筆》（1770年）によれば，10世紀の源経基のころ源家が白旗を用い，次いで平家が五行説の火剋金(かこくきん)の思想からして金の白色にまさる火の赤色を採用したという。また赤旗はフランス革命以来革命の象徴とされ，社会主義国の多くが国旗の基調としており，共産党や労働組合の旗ともなっている。
→関連項目はた（旗／幢／幡／旌）

出典　株式会社平凡社