赤体(読み)せきたい

普及版 字通 「赤体」の読み・字形・画数・意味

【赤体】せきたい

素はだか。

字通「赤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の赤体の言及

【黄体】より

…脊椎動物の卵巣の中にあり,卵胞から排卵が起こることによってできる組織塊。成熟卵胞が破裂して排卵が起こると,卵胞の中へ血液が充満し赤体となる。この血液はまもなく吸収され,卵胞を囲んでいた内卵胞膜細胞theca interna cellと卵胞内に充満していた顆粒膜細胞granulosa cellが増殖して黄色みを帯びた黄体細胞となり,黄体を形成する。…

【卵巣】より

…これが排卵と呼ばれる現象で,思春期以後の女性では,平均28日に1回(閉経後,妊婦,産褥中には起こらない),両側の卵巣に交互に起こるといわれている。 これに対して,卵巣内に残された排卵後の卵胞は出血して赤体となり,さらに黄体となる。この黄体は脳下垂体から出る黄体形成ホルモンLHによって形成されるが,その中の顆粒膜ルテイン細胞(顆粒層の細胞の由来)および卵胞膜ルテイン細胞(卵胞膜細胞に由来)より黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌する。…

※「赤体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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