贋札・偽札・似札(読み)にせふだ

精選版 日本国語大辞典 「贋札・偽札・似札」の意味・読み・例文・類語

にせ‐ふだ【贋札・偽札・似札】

〘名〙 (「札」は南北朝末ごろから用いられた、現金の代わりに金額を書きつけた流通手形のこと) 偽造した信用証券
浮世草子・新色五巻書(1698)二「となりの見世ゑ行者、似(ニ)せ札(フダ)つかふて命からがら」

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