贅言(読み)ゼイゲン

デジタル大辞泉 「贅言」の意味・読み・例文・類語

ぜい‐げん【×贅言】

[名](スル)むだなことを言うこと。また、その言葉贅語。「贅言を要しない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「贅言」の意味・読み・例文・類語

ぜい‐げん【贅言】

〘名〙 いわないでもよいことをいうこと。また、そのことば。よけいなことば。贅語。
※敬説筆記(18C前)「窮理上でのみせんさくして、工夫してみねば、無用の贅言となる也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「贅言」の読み・字形・画数・意味

【贅言】ぜいげん

むだ口。〔近思録論学〕後の人、~則ちを以て先と爲し、生爲(つく)る、動(やや)もすれば人より多し。然れども之れるも補ふ無く、之れ無きも闕くる靡(な)し。乃ち無用の贅言なり。

字通「贅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報