賽尻・采尻(読み)さいじり

精選版 日本国語大辞典 「賽尻・采尻」の意味・読み・例文・類語

さい‐じり【賽尻・采尻】

〘名〙 三味線ばちの、手に持つ四角の部分をいう。
洒落本・禁現大福帳(1755)二「とても賽尻(サイシリ)などは義太夫の輩好む所なればやはり細く手軽きを要とすべし」

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