賭事(読み)とじ

精選版 日本国語大辞典 「賭事」の意味・読み・例文・類語

と‐じ【賭事】

〘名〙
金品をかけて勝負を争うこと。かけごと。賭博
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前「遂に賭事をなすこと多し」
刑法上の概念で、偶然性のからむ勝負に金品をかけて予想適中を争うこと。賭博。
※刑法(明治四〇年)(1907)一八五条「偶然の輸贏に関し財物を以て博戯又は賭事を為したる者」

かけ‐ごと【賭事】

〘名〙 金品をかけてする勝負事ばくち
人情本春色梅児誉美(1832‐33)四「酒色とかけ事(ゴト)に遣ひなくして隠れまはり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「賭事」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ごと【賭(け)事】

金品を賭けて争う勝負事。かけ。ギャンブル
[類語]博打賭博賭けギャンブル一か八かるか反るか乾坤一擲けんこんいってき賭けるする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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