賢村(読み)かしこむら

日本歴史地名大系 「賢村」の解説

賢村
かしこむら

[現在地名]吉備町賢

井口いのくち村の東、有田川北岸に位置し、南を除く三方を山に囲まれる。「続風土記」は「村居東原・西原と二ツに分れて川北の谷に散在す、賢の義詳ならす、田角村より村中に流れ出つる小川あり、因りて按するに樫川の義にて栃川等と同義なるへし、(中略)一村浄土真宗にして神社なし」と記す。慶長検地高目録によれば村高一四四石余、小物成一斗四升六合。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android