貰溜(読み)もらいだめ

精選版 日本国語大辞典 「貰溜」の意味・読み・例文・類語

もらい‐だめ もらひ‥【貰溜】

〘名〙 もらってはたくわえること。また、そのためたもの。
浮世草子傾城歌三味線(1732)二「私がもらひ溜(タメ)あれば金性、今日は有卦に入たと申ます程に」

もらい‐た・める もらひ‥【貰溜】

〘他マ下一〙 もらひた・む 〘他マ下二〙 物をもらって、ためる。もらってたくわえる。
※浮世草子・好色一代男(1682)三「朝にもらひためて夕にみなになし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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