貧ば鈍する(読み)ひんすればどんする

精選版 日本国語大辞典 「貧ば鈍する」の意味・読み・例文・類語

ひんすれ【貧】 ば 鈍(どん)する

貧乏になるとその性質や頭の働きまでも愚鈍になる。また、貧乏するとさもしい心をもつようになることにもいう。
※咄本・初音草噺大鑑(1698)六「貧すれは鈍すると。さる能大夫の何かし、さんざんおちぶれて朝夕をおくりかねけるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報