負越(読み)まけこす

精選版 日本国語大辞典 「負越」の意味・読み・例文・類語

まけ‐こ・す【負越】

〘自サ五(四)〙 負けた回数が勝った回数より多くなる。
忠直卿行状記(1918)〈菊池寛〉四「老人と忠直卿とは相碁であった。が、二三年来老人は段々負越すことが多かった」

まけ‐こし【負越】

〘名〙 負け越すこと。
※人情馬鹿物語(1955)〈川口松太郎〉八「この負け越しだと去年地位に戻るでせうね」

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