貞恵公主墓(読み)ていけいこうしゅぼ

世界大百科事典(旧版)内の貞恵公主墓の言及

【渤海】より

…一方,渤海前期の都城旧国(敖東城)では南郊の六頂山に墳墓群があり,大欽茂の第2女貞恵公主の墓が含まれている。貞恵公主墓は1949年発見され,全長4.7mの横穴式石室をもつ。同年と59年の調査により石獅,鍍金銅器,玉璧,陶器など多くの出土品をみたが,とりわけ駢麗(べんれい)文を唐代の標準的な楷書体で刻んだ墓碑は貴重である。…

※「貞恵公主墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android