貝鉦・貝鐘(読み)かいがね

精選版 日本国語大辞典 「貝鉦・貝鐘」の意味・読み・例文・類語

かい‐がね かひ‥【貝鉦・貝鐘】

〘名〙 (「かいかね」とも)
① 寺で用いる法螺貝(ほらがい)と鉦(かね)
平家(13C前)四「三井寺には貝鐘鳴らいて、大衆僉議す」
陣中号令合図に用いる法螺貝と陣鐘
源平盛衰記(14C前)一三「那智新宮の大衆、軍に勝ちて貝鐘(カイガネ)を鳴らし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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