象牙色(読み)ぞうげいろ

精選版 日本国語大辞典 「象牙色」の意味・読み・例文・類語

ぞうげ‐いろ ザウゲ‥【象牙色】

〘名〙 あわい黄白色
大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅「象牙(ザウゲイロ)に白くて、細面とよりは、長顔と云ひたい、ベロンとした感じ

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デジタル大辞泉 「象牙色」の意味・読み・例文・類語

ぞうげ‐いろ〔ザウゲ‐〕【象牙色】

やや黄色みを帯びた白色。アイボリー
[類語]白色はくしょく白妙しろたえ純白雪白せっぱく雪色せっしょく乳色ちちいろ乳白色にゅうはくしょくミルク色灰白色かいはくしょくホワイトオフホワイトアイボリー真っ白真白い真っ白い白い白白しらじら白白しろじろ白っぽい真っ白け生白いほの白い雪白ゆきじろ皚皚がいがい雪を欺く蒼白そうはく白白しい白皙はくせき色白白面白地しらじ白地しろじ

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色名がわかる辞典 「象牙色」の解説

ぞうげいろ【象牙色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「みのうすい灰色」としている。一般に、象牙のような淡い黄色のこと。英名アイボリー(ivory)の訳語。象牙は日本でも古くから知られていたが、色名としては近代になってから使われるようになった。高級なイメージのある色で、壁紙カーテンソファベッドなど室内装飾家具に多く用いられる。象牙そのものはワシントン条約により輸出入取引が禁止されている。

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