象潟[町](読み)きさかた

百科事典マイペディア 「象潟[町]」の意味・わかりやすい解説

象潟[町]【きさかた】

秋田県南西部,由利郡の旧町。羽越本線が通じる。かつては松島と並ぶ名勝であったが,1804年の地震により隆起,現在は水田の中に小丘が残る(天然記念物)。蚶満(かんまん)寺,奈曾ノ白滝などの名所,象潟温泉,海水浴場があり,一部は鳥海国定公園に属する。温暖の地で米を多産,水産業も行われる。2005年10月,由利郡仁賀保町,金浦町と合併し市制にかほ市となる。124.02km2。1万3111人(2003)。

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