豊里町(読み)とよさとまち

日本歴史地名大系 「豊里町」の解説

豊里町
とよさとまち

面積:三二・一二平方キロ

大穂おおほ町の南に所在。西限を小貝こかい川が流れ、町域は東谷田ひがしやた川・西谷田川によって標高二五メートル前後の三つの微高台地に分れ、平地林・畑・水田が主である。

明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により筑波郡上郷かみごう村・木俣このまた村・手子生てこまる村・野畑のばた村が合併して上郷村、高野こうや村・百家はつけ村・酒丸さけまる村・遠東とおひがし村・中東原村なかひがしはらむら新田・土田つちた村・沼崎ぬまざき村・かなめ村・今鹿島いまがしま村が合併してあさひ村が成立。

豊里町
とよさとちよう

面積:三二・七二平方キロ

登米郡の南端にあり、北は山地登米とよま町、平筒びようどう沼などで米山よねやま町と接する。南は旧北上川を隔てて桃生ものう桃生町、東は北上川を隔てて本吉もとよし津山つやま町、西は新迫しんはさま川を内に取りこんで遠田とおだ涌谷わくや町に接する。三方河川に囲まれ、町の南端で旧北上川・新旧迫川が合流する。北方から延びる山地が御岳堂みたけどうの辺りで旧北上川に迫り、東部の鴇波ときなみと西部の赤生津あこうづとの二地区に分けている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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