豊田県立自然公園(読み)とよたけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊田県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

豊田県立自然公園
とよたけんりつしぜんこうえん

山口県西部,中国山地の西端を占める豊浦山地の北部と,木屋川上流域との2地域からなる自然公園。面積 33.43km2。 1962年指定。下関市に属する。国の名勝狗留孫山 (616m) や華山 (713m) があり,狗留孫山の中腹にある修禅寺古くからの修験場で,華山にある神上寺は西の高野ともいわれる霊場。木屋川の渓谷には多目的人造湖の豊田湖,その東方に国の名勝および天然記念物の石柱渓がある。木屋川流域のゲンジボタル発生地は国の天然記念物。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android