豆を煮るに萁をたく(読み)マメヲニルニマメガラヲタク

デジタル大辞泉 「豆を煮るに萁をたく」の意味・読み・例文・類語

まめるにまめがらをたく

《魏の曹植そうしょくが兄の曹丕そうひ文帝)から、七歩あゆむ間に詩を作らねば罰すると言われ、「まめがらは釜の下にあって燃え、豆は釜中ふちゅうにあって泣く、本これ同根より生ず」と歌ったという「世説新語」の故事から》兄弟・仲間どうしが傷つけ合うことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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