谷屋 充(読み)タニヤ ミツル

20世紀日本人名事典 「谷屋 充」の解説

谷屋 充
タニヤ ミツル

大正・昭和期の劇作家,演出家



生年
明治36(1903)年3月31日

没年
平成1(1989)年11月1日

出生地
東京

本名
渡辺 光太郎(ワタナベ ミツタロウ)

学歴〔年〕
同志社大学文学部中退

経歴
長谷川伸の門下。在学中から新劇運動に関係し、昭和4年新国劇に入り、新興座文芸部長を経て、新国劇文芸部長になる。戦後はフリーとなって、主に新国劇「沓掛時次郎」「瞼の母」などの脚色、演出をする。戯曲集に「明治五年」があり、他に「桃中軒雲右衛門とその妻」「おやさま」(前後篇)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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