精選版 日本国語大辞典「識者」の解説
しき‐しゃ【識者】
〘名〙
※続日本紀‐光仁即位前(770)「識者以為、井即内親王之名」
※今鏡(1170)六「成通の御心ばへ〈略〉公事などは識者におはせしかど」 〔顔子家訓‐教子〕
② 有職によく通じた人。職者(しょくしゃ)。
※玉葉‐元暦元年(1184)一〇月二六日「識者之子不レ知二先例一如何」
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