譏刺・毀訾(読み)きし

精選版 日本国語大辞典 「譏刺・毀訾」の意味・読み・例文・類語

き‐し【譏刺・毀訾】

〘名〙 そしること。あしざまに言うこと。非難すること。
正法眼蔵随聞記(1235‐38)二「悪口(あくく)をもて僧を呵嘖(かしゃく)し毀呰(キシ)すること莫(なか)れ」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「戎孫(ジョンソン)この譏刺(〈注〉ソシリ)の言に答へて曰く」 〔漢書‐劉向伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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