講員(読み)こういん

世界大百科事典(旧版)内の講員の言及

【頼母子】より

…一部の財産家が5~10口も入ったり,あるいは幾講も多種類の頼母子に加入してつき合い,もっぱら,低利とはいえ手堅い,悪評のたたない金融資金投下とみなしている場合も多かった。その場合,くじに当たっても,当り金を本当に欲している講員に譲り,自分は礼金と利息を受け取るのである。したがって豪商・豪農らにとって,頼母子講は遊金を安全に運用する重要な融通先であった。…

※「講員」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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