謎謎(読み)なぞなぞ

精選版 日本国語大辞典 「謎謎」の意味・読み・例文・類語

なぞ‐なぞ【謎謎】

〘名〙 (「何ぞ何ぞ」と問いかけたことから)
① ことばの中に他の物事を秘めて、その意を当てさせる遊び。なぞかけ。なぞだて。なぞ。
※讚岐入道集(1104‐06頃)「ある宮ばらの女房のもとよりなぞなぞとてかくいひたる」
相手真意をさとることを期待しつつ遠まわしにいうこと。あてこすること。また、そのことば。なぞ。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉七「敬して遠ざくるといふ謎々(ナゾナゾ)だらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「謎謎」の意味・読み・例文・類語

なぞ‐なぞ【謎謎】

《「ぞ」の意から》
とんちが必要な問題を出し、相手に答えさせるクイズ言葉遊び。
謎掛け
遠回しに言うこと。それとなくさとらせること。また、その言葉。
[類語](1クイズパズルクロスワードパズル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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