精選版 日本国語大辞典 「謎付」の意味・読み・例文・類語
なぞ‐づけ【謎付】
〘名〙 前句付けの一種。点者が謎掛のような題を出し、これを前句として後句(あとく)を付けるもの。その付句の字数を問題にせず、前句付的要素のなくなったものをいう。江戸時代、寛保(一七四一‐四四)の頃に流行した。ものはづけ。
※御触書寛保集成‐四七・寛保三年(1743)一二月「なぞ附けと申し、褒美さし出し、三笠附、博奕同前の仕方致し」
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