諸相(読み)しょそう

精選版 日本国語大辞典 「諸相」の意味・読み・例文・類語

しょ‐そう ‥サウ【諸相】

〘名〙 物事のいろいろのすがた、ありさま。種々相。
正法眼蔵(1231‐53)見仏「諸相を見取し、非相を見取する、即見如来なり、如来あり非如来あり」
※桐の花(1913)〈北原白秋〉昼の思「限りもない色と香の諸相をひき包んで」 〔金剛経

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デジタル大辞泉 「諸相」の意味・読み・例文・類語

しょ‐そう〔‐サウ〕【諸相】

いろいろな姿や様子。「現代風俗の諸相

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